くれいどるそんぐ〜昨日に奏でる明日の唄〜 感想

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ファーストプレイ:2004年3月


ち、ちえぽん、なぜアナタがここに……? >挨拶

キャラクター紹介
れびう?
「れんとろわ」のだらだらと感想
個別シナリオを見る際のポイント
「れんとろわ」のだらだらとネタバレ的感想・考察



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[キャラクター紹介]

名前
(声優)

見た目や性格
レア
レア・ティータ
CV:日向 裕羅
ツインテール ちびっこ
明るく元気で天真爛漫。
精神的にも年齢的にもクロイスの死んだ妹を彷彿とさせる所がある。
レア自身も、クロイスへ実の兄に対するような好意を持っている。
本編では13歳。
メティ
メティス・ゼウ・ジュピス
CV:成瀬 未亜
黒髪ロング 姫様 幼馴染
気さくな性格のためか、王国内の人気は非常に高い。
クロイスに限りなく恋愛感情に近い好意を持っている。
よく朝ご飯を作りに抜け出してきてくれる。
ミル
ミル・リゼット
CV:金田まひる
赤髪ショート ちみっこ メイド服 幼馴染
人一倍気が強い……というかムキになりやすい。
いつもクロイスにからかわれている。
貧血で倒れやすい。
なぜか「なると」が好き。
背が小さい事を非常に気にしている。
セレ
セレニア・ラスムーン
CV:北都南
金髪かつ後ろでまとめている きょぬー 幼馴染
酒場「Oasis」の看板娘。
元気さと気丈さを兼ね備えた女性。
いつもニコニコしているけれど……。
アルテ(妹)とは双子の姉妹。
アルテ
アルテ・ラスムーン
CV:海原エレナ
金髪ロング きょぬー 騎士団部隊長 幼馴染
クロイスに憧れを抱き、目標として追い続けてきた。
怒ると怖い。クロイスへのツッコミに、剣を抜く事もしばしば。
しかし、甲冑を外すと大人しく控えめな性格に戻る。
フィアナ
フィアナ・ファウファウ
CV:岩田由貴
銀髪サイドポニー 不思議っ娘 チャイナ服+黒タイツ
人を嫌っているわけではないが、
他人との関わりを避けようとしている節がある。
でも、実はすごく甘えたがり。
パンニャという謎の生物と一緒にいる。
マニュアルを参考にしてみました。
そして、このページでは、ういんどみる様の許諾の元、画像素材を使用しています。
これらの素材を他へ転載することを禁じます。



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[れびう(客観的に評価……のつもり)]

グラフィック
原画:こ〜ちゃ/啼兎☆
きょぬーの比率の方が多い(大:中:小=3:1:2 カナ?)。
立ち絵:最大5人並べる&更に豊富になったパターン
サウンド
主人公以外のキャラはフルボイス
声優の演技もよかよか。
ちなみに、ピー音付のセリフ回しは全くなし。
また、ういんどみる流えちぃSE付……とか言ってみる(一部キャラの口での時のみですが)
オープニング曲:空に馳せた願い 歌:真優
エンディング曲:明日へと続く道 歌:海原エレナ(日向裕羅バージョンもアリ)
シナリオ
シナリオ:あごバリア/ちゃとら/EQ
概要: 既に絶滅したはずの竜の子どもをめぐって色々奔走する。
    ただし、仔竜との感動物語ではないので、注意が必要。
じっくり読んでも、3〜4時間/プレイ 程度。
途中、クスリと笑えるエピソードが細かく入っている。
システム
セーブ 60個(6×10ページ)+アルファ(ページ追加可能)
最新セーブデータ目印付
クイックセーブなし
オートプレイ あり
送り時間調整可能
スキップ 既読スキップ
未読スキップ(Ctrlキー)
次のシーンまでスキップ
メッセージ回想 一セリフずつ読み返し型
回想と同時に音声再生型
サウンド 音声・BGM・効果音別音量調節可能
セリフ時のBGM音量も調節可能
補足 一つ前の選択肢に戻る事が可能
ホイールマウス・キーボード入力対応。
おまけ
CGモード&シーン回想&音楽鑑賞あり(一度クリア後)。
ただし、音楽鑑賞も本編内で聴く必要あり。
 +おまけシナリオあり(クリア後)
差分ファイル 必要
初回特典 ハードカバーのおまけ小冊子

えちぃシーン
純愛系の作品としては多い&濃い。
また、全体として、外でのえちぃが多い。
色々な意味で期待を裏切らない(とか言ってみる罠・笑)。
「れんとろわ」の購入理由
「ういんどみる」様の新作だから。
声優さんをほとんど知っていて、しかも、キャラ的に期待できたから。
「れんとろわ」の一押しポイント
あいかわらずの「ういんどみる」作品の味。
(絵や音楽などによって作られた、ほんわかした雰囲気)
改善点
強いて言うなら、
シナリオがちょっと短めである所。
えちぃシーンの絵と文章が噛み合っていない部分があった事。
残念ながらちょいと許しがたいバグがあった事。
マニュアルでの軽いネタバレ。
恐らくアンケートハガキで書くであろう個人的評価点数(10段階評価)
シナリオ : 7
もうちょっと語ってもらってもいいんじゃないカナ。
という感がないとは言い切れないので。
あと、ミルシナリオの終わり方カナ。

キャラクターデザイン : 8
よかよかだと思われ。
ただ、やはりちみっこの質はいいけど量が……(←氏んでしまえ、オレ)

グラフィック : 9
相変わらずのクオリティかと思われ。
ただ、たまに違和感があったので。

パッケージ : 8
ストーリー概要でネタバレしちゃマズいでしょ?
それ以外では特に問題無し、カナ?

システム : 9
クイックセーブ・ロードがあれば文句なし。
ただ、私のPCとは相性が悪いらしい(汗)。

操作性 : 10
システムとあまり言う事は変わらないような気が……(汗)。
あ、そうそう、キーボード対応が嬉しい心遣いやね〜。

音楽 : 10
相変わらず、グッジョブ!

価格 : 9
10を付けるのはちょっともったいないカナ、と。

総合 : 9
や、単純に平均を取っただけなんよ。

この評価ポイントはういんどみるアンケートハガキから引用しています。


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[私見が入った感想とか]

うわーん、仔竜の声で「雪乃」を思い出してしまったよぅ。>挨拶
雪乃とは、「はっぴ〜ぶり〜でぃんぐ」に出てきた、人間の言葉をほぼしゃべれない娘なんですよ。
しかも、「あうあう〜♪」言う娘でしたからね〜。
さらに、同じ声優さん(=海原エレナさん)ですからね。

ま、あまりに個人的な話はこれくらいにして、と。
(「はっぴ〜ぶり〜でぃんぐ」好きの人に対しては違うと信じたいですが・笑)

とりあえず、容量を2.5GB食う割には、あっさり終わった感がありました。
とは言え、過去の某作品のように謎を残しまくったままに終わったわけではないので、
これくらいの長さでも十分と思えて、つまり、私としては、この作品にはこれでいいかと。

それにしても、おまけシナリオがあるのですが、それにはビックリしました。
その内容に関してはネタバレ感想でも語るつもりはないので、ご自分の目でお確かめ下さい。
ただ、(少しネタバレ) ちみっこ好きの方、お待たせしました! (少しネタバレ終了) って内容かな。
ネタバレとは言えない気もしないでもないけど、気にしたら負けですよ。
でも、単純に推理が働くような書き方をさせていただいておきますので、やはりネタバレかと。

とあるルート以外は選択肢もそこまで難しい物はないと思うので、頑張って自力で頑張ってみ?
自分で選びたいのを選んだ方が楽しいと思うよ?
「あ、失敗した」と思ったら「前の選択肢に戻る」事も可能ですからね。

ちなみに、私のオススメしたいシナリオは、おまけ・ミル・フィアナ・セレニア以下同列 の順カナ?



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[個別シナリオを見る際の注意点]

ついでに、個別のシナリオを見る際の注意点を書いておきましょか。
一度幸せな結末を見た後か、メティスとの結末を見た後か、どちらなのかは分かりませんが、
フィアナとのお話を見たければ、条件を満たさないと会う事さえも出来ないようですね。
ま、条件さえ満たせば、アルテとレアと仔竜とで出かけるイベントの際に選択肢が出るようになるんですよね。
そこで「言われても寝る」を選べば、フィアナと会う事は出来ますな。
また、「言われたし寝ない」を選べば、前回どおり、アルテに殺されかけます(笑)。

あとは、期待のとおり、姉妹シナリオがあるのですが、
セレニアとアルテのそれぞれと結ばれた後、
もう一度セレニアとの話を進めていくと、
イベント名「セレニア堕つ!」(セレニアが体調を崩して倒れるイベント)の時に新しい選択肢が現れます。
アルテがセレを部屋に連れていくと同時に、クロイスがガライにセレの様子を伝えるシーンがありますね。
その後、前回のプレイでは家へ戻ろうとしたはずなのですが、
1.セレの様子を見に行く
2.家へ戻る
というものが現れるのですよ。
で、もちろん、1.を選べばイイのですよ。
セレニアの話をもう一度見たければ2.を選びましょう。
それから先は、いつものとおり、根はしっかりした青年っぽく行動してくんさい。

ちょいと選ぶべき選択肢に対しての私の印象をまとめると、
基本はふざけていても構わないけれど、根はしっかりした青年っぽく行動ッス。

メティス
早起きをしましょう。
あとは、メンドくても一緒に行動しましょ。
ミル
早起きをしましょう。
からかい半分でもいいから、様子を見に行くと吉かも?
メティスに付き合わない事が多くなるかもしれんけどね。
セレニア
ぐうたら生活しましょ。
ツケでもいいからOasisへ通いましょ。
アルテ
ぐうたら生活でもいいから、
騎士団の様子を見に行く等の事をしてアルテと会いましょ。
フィアナ
一度クリアしてから(もしかしたら「メティスと結ばれてから」かも?)、
3人(クロイス・レア・アルテ)と1匹で出かけた時に「言われても寝る」を選びましょ。
アドバイスはそれくらいですね。
選択肢の選び方で「失敗した」と思ったら「前の選択肢に戻る」事も可能ですから、
なるべく自力でプレイする事をオススメします。


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[私見が入ったネタバレ的感想・考察とか]
多分ね、この作品をやる直前まで某田舎でエロエロ作品をやっていたからでしょうね。
初プレイ時で見たえちぃシーンがあまりエロエロしく思えませんでした(苦笑)。

とりあえず、言いたい事は二つカナ。
一つは、アルテの初えちぃ時の口でしてもらう時のクロイスの「モノ」の大きさが尋常じゃなさ過ぎだろ(苦笑)。

もう一つは、ちょいと真面目な話なのですが、ミルの終わり方はいかがな物か、という事ですわ。
や、蘇生魔法の使用と条件に対して、アナタは都合がよすぎで嫌だとおっしゃるかもしれませんね。
でも、私としては都合がよすぎであろうが、幸せな結末を望むので問題無しです。
そこが論点なのではなく、あの終わり方なのですよ。
ま、あの後、二人は再会できた喜びを共に確かめ合うわけでしょうが、
それならなぜあえてその事を語らなかったのか、という事なんよ。
それを語らない事で、他の結末を補完する事も出来るという自由を与えたって事?
ま、例えば、生き返ったミルは生前の記憶がなくて、
それでも生前のミルを思い出させるようなしぐさが残っているミルにクロイスの気持ちは揺れるけど、
「それでもやっぱりこの娘もミルなんだ」ってミルへの気持ちを再確認するとか、ね。
うあっ、コレ、ちょっと掘り下げればSSになりそうじゃね?
……どなたか書きませんか?(マテ……というかオマエが書け)
……でも、登録されない最後の一枚のCGの存在によって、
この展開はありえないと言えるんですけどね(苦笑)。


ついでに、「くれいどるそんぐ」の意味について。
辞書的な話をすれば、「cradle song=子守唄」ですわな。
で、子守唄っていうのは、守ろうとする存在が愛する存在に対して、
心が穏やかである事を願って歌う物ですよね。
クロイスたちがワン公に向けた、仲間と暮らすという幸せを願う想い。
聖竜となったワン公が遥か遠い未来の人間たちに向けた、平穏に暮らす事を願う想い。
それを「子守唄」と置き換えているんじゃないですかね。
そう考えていくと、その願いを描いた物語ってことで、このタイトルなんじゃないカナ、と考えました。

つまり、おまけシナリオの「After...」の中で出てきた文章で言えば、
あのとき俺達が注いだ想い。彼ら(=竜族)が俺達へと注いでくれた想い。
優しく、温かに、ただ幸せであるように。
ただ笑顔でいられるように。
まるで子守唄のようなその想いが確かにそこに見える気がした。
遥かな昔の彼らに贈った、遥かな未来を望む唄。
遥かな昔に彼らが歌った、遥かな未来へ続く唄。
という事なのでしょう。
「そこ」とは、「変わることなくこの世界を包んできた」青空の事ですね。

愛すべき者へ贈った想いは、巡り巡って「今」へと続いている、というこの展開ですか。
全てがわかった時、何とも言えない感覚が走りますな。
こゆお話を見ると、未来っていう物も確定している運命なのかもしれない、なんて考えてしまいますわ。
他には、今はもがいているけれど、それはいつか報われる苦しみなのだ、とかね。



それにしても、ワン公が聖竜様だとは、全然想像していなかったですねぇ。
おまけシナリオの始め辺りから、もしかして、って思い始めましたが。
聖竜様のお言葉が「ありがとう」だと聞いて、思わずニヤリとしてしまいましたわ。


あ、でも、「After...」ってどゆ風にワン公事件を解決した5年後なんだろ?
ハッチャンが出てきている以上、ミルと結ばれていないとおかしくない?
ワン公があの禁呪をかけられたからこそ、ハッチャンの封印を解いたわけでしょ?
で、その魔法をミルに転移させたわけじゃないですか。
……ま、御都合主義でもいいか(レアとのえちぃシーンが見れればって事ね・爆)。


[締めの一言]

ま、とりあえず、ミルのシナリオに関して書いた際にもちょっと触れたけど、
少々都合がよすぎると感じる所もあるものの、私としてはとても満足の行く結末で安心しました。
つか、私としては、お話としてきれいにまとまっている気がします。


あ、あと、ハッチャンの声優さん(小池竹蔵さん)、お疲れ様でした(笑)。

以上です。


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