魂響 〜円環の絆〜 感想


あかべぇそふとつぅ
初回プレイ:2007年7月


逆移植の際のミス多すぎ。>挨拶
(追記:修正ファイルが8月9日に公開されたので ↑ある程度改善されているかも)

キャラクター紹介
れびう?
感想
ネタバレ的感想
関連:旧版『魂響〜たまゆら〜』(以下“無印”)レビュー
関連:『こんな娘がいたら僕はもう…!!』レビュー
同社:『車輪の国、向日葵の少女』レビュー

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「魂響 -たまゆら-」(C) あかべぇそふとつぅ 2005
このページで使用している素材については権利元の許可を得て掲載しています。
無断転載、引用などは固くお断りいたします。





 
[キャラクター紹介]

女の子 名前 性格 etc.
あきづき かすみ
秋月 かすみ

CV:風音
少しクールでしっかり者の義妹
重鋏刀【リッパー】を軽々と振り回す
あきづき なみ
秋月 那美

CV:芹園みや
楽観主義で甘えん坊の実妹
魔法の糸(支配者【シーカー】)を操る
ここのえ まちる
九重 真散

CV:星野みく
恥ずかしがり屋のおっちょこちょい娘
風を操る剣〈双炬剣(ふたごけん)〉イノセンスは破壊力抜群
ここのえ まさき
九重 真咲

CV:RUMI
おちゃめな一面を持つ、のほほんとしたお姉さん
水を自在に操る剣〈双炬剣(ふたごけん)〉ギルティを持つ
あいさか あい
逢坂 藍

CV:神月あおい
行動派で、気の強いわがまま娘
口唇を接点に、傷を治す能力を持つらしいが……

あとは「紅ちゃん(オカマかつ藍の兄)CV:桃井いちご」です。

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[れびう]

グラフィック
原画:有葉
無印のCGも再利用されていたり、新CGが追加されていたり。
無印のえちぃシーンCGも見ることができます。
ただし、無印のえちぃシーン自体は見ることができません。
CG枚数:166枚(差分を除く)

OPムービー
ゲーム起動時のモノは 無印、PS2版、新OPの3種類
プロローグ終了後のモノには新OP スキップ可能
新OPは元挿入歌の「心ノ在リ処」を利用したもの

立ち絵
人数:3人並ぶ(「2人並ぶ」形が多く使用される)
種類:表情違い・ポーズ違い・デフォルメなど
距離:1点(太ももから上)
夕方用・夜用なし
汗・怒り・ドキッ・タメイキなどの効果使用あり

EDムービー
左半分でクレジット 右半分でPS2版OPムービー
スキップ可能
サウンド
音声当て状況:ヒロイン5人+紅さん のみ
無印よりずいぶん良くなっていると思います。
ですが、音声とセリフのリンクを完璧にしてくれよ(涙)。
ちなみに、「こんたま」ではヒロイン5人+芳宏+ススムがフルボイス

効果音
効果的とは言えない部分がある気がします。

新主題歌:心ノ在リ処  歌:片霧烈火
元挿入歌でした。
できればあのシーンまで取っておいてほしかったにゃー。
PS2版と同じOPムービーになってしまうとしても。
文章関連
シナリオライター:彩音  迂闊早男  霧生紗夜  衣笠彰梧
PS2版逆移植として発売するならこれでよかったかもしれんけどさ……。
逆移植追加パートを入れる以上はもう少しやってほしいことがあったっす。
(追記:修正ファイルが8月9日に公開されたので ↑ある程度改善されているかも)
衣笠彰梧氏の「こんたま」の方は、おまけにしても短すぎねぇ?(汗)

お話の概要
霊狩人と呼ばれる家系に生まれた主人公たちが妖【あやかし】 と戦う
そしてあの日、鬼の剣が妹の那美の胸を貫いた……!

主人公の特徴  名前:秋月冬馬(名前変更不可)
ダメ兄貴。
ただし、↑上記のきっかけにより、改善しようと努力中。

メッセージウインドウ
文字:26文字×4行  色:白  
テキスト背景:青・透過率の調整可
日付表示:ナシ
誰のセリフかウインドウ分け:小窓ではアリ・大窓ではナシ
システム
セーブ 80箇所(4個×20ページ)
記録内容:画像・リアル日付・コメント・タイトル
最新セーブ確認:可(幽霊+NEW)
クイックセーブ:なし
オートセーブ:なし
オートプレイ あり(送るスピード調整:可)
スキップ 既読スキップ:あり
未読スキップ:あり
スキップ速度:小ウィンドウでは速め
次の選択肢まで飛ぶ:なし
クリックでの
音声再生カット
あり(設定変更可)
メッセージ回想 30文字×13行ずつ読み返し型
(↑メッセージ終了ごとに1行スペース付) 
セリフをクリックすると音声聴き返し型
最大読み返し量は相当な量
誰のセリフか確認→小窓では可能・大窓では不可
選んだ選択肢確認可能
 
ロード後、メッセージ読み返し可能
ウインドウからの
ショートカット
SAVE:セーブ
LOAD:ロード
SKIP:スキップ
AUTO:オートモード
SYS:設定画面へ
LOG:文章読み返し
右クリックからの
ショートカット
コンフィグ画面表示
設定変更可能
コンフィグOPEN/ウィンドウ消去/セーブ/ロード/履歴/左クリック
サウンド MASTER・BGM・SE・VOICE別音量調節可能
SE/VOICEにはテストあり
キャラごとのミュートあり
おまけ おまけシナリオ:初回版にはあり(こん魂)
CGモード&回想モード&音楽鑑賞あり(1周クリア後から)
CG:166枚(差分含めず) → 差分CGコンプ確認:なし
EVENT:9シーン(えちぃシーンのみ)
SOUND:40曲(主題歌含める)
差分ファイル 推奨
起動ディスク 不要
初回特典 こんな魂響があったら僕はもう…!!
「こんたま」について 「こんな娘がいたら僕はもう…!!」のシステムを利用
おまけなので、全部見ても2時間かからないくらいかと。
CGモードなどのおまけはナシ
補足 クリア順番規制シナリオ:なし
フルコンプごほうび:なし
えちぃシーン
精液:白濁・どろり・多め
CG差分:少なめ
― 本編の場合 ―
かすみシナリオ以外はエピローグに
というわけで、とってつけたような印象を受ける方がいるかも?
射精場所選択肢が出る場合がほとんど

― 「こんたま」の場合 ―
シナリオ自体が短いのですぐに出てくる
射精場所選択はナシ
テキストで初めての描写があるキャラもいるが、絵での血描写はナシ
「れんとろわ」の購入理由
無印魂響のリベンジを見たかった
PS2版を購入しそこねた
那美の姿でのえちぃCGが公開されていたので
『こんな魂響があったら僕はもう…!!』にワロタwww
「れんとろわ」の一押しポイント
主人公の脱空気キャラ(笑)
藍シナリオ、真散シナリオでの主人公の頑張り
改善してほしい点
逆移植でもデバッグはしっかりやりましょうや
(追記:修正ファイルが8月9日に公開されたので ↑ある程度改善されているかも)
えちぃシーンCGの差分の少なさ
シリアスシーンでのバカ騒ぎ挿入
えちぃシーンやエンディングを迎えての余韻
旧版『魂響』のシナリオのいい所さえも消してしまった印象を受ける
個人的評価点数(5段階評価)
シナリオ : 3
せっかく無印からは進化したなーって思ったのに……。
PC逆移植時の追加分によるミスが多くありません?
ボイスの件も含めてなのですが。
(追記:修正ファイルが8月9日に公開されたので ↑ほぼ改善されているかも)
あとは、「こんたま」短すぎ(笑)。 いや、これくらいでいいか。

グラフィック : 5
あえて言えば、新立ち絵とか新ギャグCGとか欲しかったカナ?
まぁ、逆移植版だからそこまで力入れられても困るか。

サウンド : 4
「心ノ在リ処」はOP曲として使うべきじゃなかったのでは?
挿入歌として使うなら、余計にね。
というか、PS2版と同じでもよかったんじゃ?

キャラクター : 4
かすみスキーの方々にはお待たせしました、みたいな?(笑)
あーんど、真散のボイスもなかなかイイカンジになっていましたね♪
天然っぽい感じをちゃんと残しながら、ですけれども。
あと、主人公が空気ではなくなったですな。

システム : 4
なんでウィンドウ消去のショートカットなしですか?
まぁ、右クリックをそれに設定すればいいだけですけど。

パッケージ : 3
まぁ、可もなく不可もなく。

マニュアル : 3
A4サイズを折ってA5の4面分。
スタートアップマニュアルなので、内容に関しては全く触れていません。
無印かPS2版を購入していない人には、少し不親切じゃないカナ?
あーんど、「こんたま」に関するフォローは製品にはどこにもなしっすか?

雰囲気 : 4
無印よりは格段良くなっていますね。
少し黒いお話が混じっている場合がありますが。

エロ度 : 3
まぁ、PS2版の逆移植版ですからね。
それに、エピローグにえちぃ追加がほとんどなのでお預け状態ですし。
さらに、ミスが結構あったので。
(追記:修正ファイルが8月9日に公開されたので ↑ある程度改善されているかも)
ところで、旧版本編&おまけのえちぃシーン回想は望みすぎですか?
旧版本編えちぃCGも収録するならそこまでしてほしかったにゃー。
今回えちぃシーンを書いた方の味付けでも全然構いませんのでね。

お買い得度 : 3
無印を気になっていたけどPS2版も含めスルーした方ならオススメ。
あとは、無印での無念を晴らしたい方へ(笑)。

総合 : 4 (100点満点で言えば75点)
無印との比較で考えればもう少し高得点にしてもいいかもねェ。
というか、逆に無印をもう少し点数下げようカナ?(汗)

えちぃ追加せず、PS2版そのまんまで移植してほしかったかも。
と言いたくなるくらい逆移植の際のミスが多かったような。
(追記:修正ファイルが8月9日に公開されたので ↑ある程度改善されているかも)
と言っても、円環の絆シナリオは私は好きですけどね。

評価ポイントは一般的なものをチョイスしました。


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[感想とか]


少し救われた気分。>挨拶
それくらい無印魂響には悲しくなりましたからねー。
って そんな話は魂響(無印)レビューにお任せして、っと。

いやー、シナリオライターのウデって重要なんだねー、と思わせられました(笑)。
たしかに不服がないわけでもないですけれど。
新しいCGもありますが、旧CGを使ってこういう話にしましたか、って感じですからね。
あ、那美の胸に剣を突き刺された後の描写はばっさりとカットされたことだけ言っておきます。
と言っても、冬馬がその悪夢を見ないようにした、という意味ではなさそうです。
無印のは やりすぎですが、もうちょっとねちっこくしてもよかったかも?


私が参考にさせていただいた攻略サイト
Enjoy Game Life様 > 攻略(PC) > 魂響 〜円環の絆〜
誰のエンディングかは書かれてしまっているのでお気をつけて。
ネタバレ完全回避のGamer's Square様の攻略ではちと分かりづらいですが、
<那美1>と<かすみエンド2>が最新追加エンドのようです。
ついでに、「こんたま」の方は触れていませんが攻略サイトを見る必要ないかと。
えちぃシーンを見たい女の子を選択肢で選ぶだけですので。
前半の選択肢は関係ないようですしね。
一応、BADEND直行もあるようですが(笑)。


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[ネタバレを含む(?)感想とか]


無印レビューでもそうでしたが、後半部分にはもったいないネタバレ(直球的なモノ)を含みます。
それを踏まえた上でご覧くださいませ。
前半はえちぃシーンのシチュエーションや無印との違いをネタバラシしちゃいます。
また、これらは差分ファイルが公開される前に書いています。
最新の差分ファイルで修正されている部分もあるかもしれません。あしからず。
問題ない / 戻っとく















― えちぃシーンシチュエーションに関して ―
☆ 本編
かすみ(本人シナリオ
パジャマ  フェラチオ→騎乗位  @ベッド(回想1)
はだか クンニ(※)→駅弁orバック  @お風呂場(回想2)
かすみ(那美シナリオ
パジャマ→全裸  バック  @ベッド(回想3)
かすみ(姉妹シナリオ
私服  フェラチオ→正常位  @ソファー(回想4)
かすみ(円環の絆シナリオ)
制服→全裸  対面側位(※)  @ベッド(回想5)
那美(円環の絆シナリオ)
私服  バック(※)・正常位への流れ  @夜の工事現場(回想6)
真散
巫女服  愛撫(※)・正常位・騎乗位への流れ  @寝室(回想7)
真咲
私服  フェラチオ→愛撫(※)・バック座位  @寝室(回想8)
私服  正常位(※)  @仮眠室(回想9)
(※)はOHPの見本資料(サンプルCG)で見られるCGを使用しています。
“○○・△△の流れ”と書いてある場合は射精なしのまま次につながる場合の書き方です。


☆ こんたまパート
かすみ
青制服  対面座位  @部屋
那美
青制服  背面座位  @部屋
真散
茶色制服(ミニスカート)  ローターいたづら・正常位  @教室
真咲
茶色制服(ロングスカート)  バック  @屋上への階段
赤制服半裸  正常位  @部屋


― 無印との違い ―
 那美の惨殺シーンの続きをカット
 真の意味でのかすみルート・真咲ルートなど追加
 円環の絆シナリオ追加(←PS2版にもない)
 無印のかすみルートカット
 夜刀神に関する話変更
 藍シナリオの変更
 主人公強化に伴い、戦闘シーン追加(制限時間付選択肢ありの戦闘)
某所でのマイカキコより抜粋

ここから下はホントに直球ネタバレも含まれます。
戻るなら今のうちですよ?





―― 直球ネタバレ含む感想というか愚痴? ――
無印ではかすみ好きに敵を作って、今度は那美好きに敵作りですか? >挨拶
今回も、かすみの中に那美の魂が入っていたという柱は変わりませんでしたね。
で、今回怨念の餌食になってしまったのは、かすみの中の那美でした。
兄弟ではなく男女として一緒にいたいという思いにつけいれられて、ね。
そのせいでヤンデレ風の那美が見れたわけですな♪(音符をつけるな
それくらいでは敵を作るだなんて言いません。ここからです。
かすみシナリオでは怨念に半分以上乗っ取られていたために那美を連れて帰ることはできませんでした。
その際のキスしちゃったことをかすみに謝っておいてと伝えるセリフが気に食わなかったです。
お前かすみの体でキスどころか初めてを捧げとるがな!
逆移植版としてえちぃシーンを追加したことで起きた矛盾点のせいなんでしょうけれど。
その辺までしっかりやってくれよぅ、スタッフさん。
つか、デバッグがお一人しか書かれていなかったのはマジで一人作業だったのか?(滝汗)


那美がかすみの体に戻ってしまう方向の話の時に、
風音さんのボイスで那美の振る舞いをするのがかわいかったです。
が、エピローグにおいては那美のセリフは芹園みやさんのボイスになるんですよね。
もちろん芹園みやさんのボイスが悪いという意味ではないですよ?
ですが、ここらへんをしっかり統一してほしかったですね。
ま、上記のとおり、風音さんボイスのきゃぴきゃぴ娘がかわいかったので結果オーライですか(笑)。


真散シナリオではほとんど問題ナシなのですが、
椰城が出てきたことに少し疑問を持ちました。
他のシナリオでは出てこない上にそいつを出さなければならない理由がない気がしましてね。
あのまま夜刀神を倒しに行くって話でよくね?
まぁ、椰城は冬馬の親の敵らしいですから出てきても悪くはないんですけれどもね。


ふと思ったんですが、秋月姉妹関係シナリオ以外ではかすみって放置ですか(滝汗)。
その問題を除けば、真咲・藍シナリオに文句はありませんでした。


ちなみに、円環の絆シナリオに関しては私の好きなモノでした。
那美の肉体を復活できることなどに都合よすぎと言われれば反論はできませんがね。
ただ、かすみか那美か選んだ相手による変化がほしかったですね。
テキストの一文だけでもいいですから。
ところで、このシナリオでずいぶん長い間BGMが流れないパートがあったのですが、仕様ですかね?
BGMが流れないことが効果的とは思えなかったのですが……。


ついでに、細かいけど残念な点が多いですね。
EXTRAのどれから戻ってもタイトルに戻っちゃうこととか、
 (↑つまり、CG見てEVENT見て、と続けての鑑賞ができない) 
ウィンドウを消去するショートカットがデフォルトではないこととか、
セリフにボイスがつかないミスがあったこととか、
お風呂から部屋に戻ってきているはずなのにボイスにエコーがかかっていたこととか。


― 『こんな魂響があったら僕はもう…!!』に関して ―
ただ一言。 みじけぇ!!(笑)
おまけってことはわかっていますが、短すぎませんか?
オフィシャルサイトでのあらすじに“突拍子もなく”とあるように、
ほとんどえちぃして終わり、みたいなもんですからねぇ。
しかも、えちぃは初めてってことなんでしょうが、そんな印象が薄いですな。
本編とこんたまのCG描写が違うせいなのカシラ?


一応、芳宏のこんぼく本編ネタにはニヤリとさせてもらいましたが。
ところで、ススムの肉球を触っていけ、って言うのはなんかの振り?





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